フッ素による虫歯予防  

フッ素には次のような働きがあります。
@ 甘い物を食べると歯が溶けます。  
その原因である酸に対して抵抗力の強い丈夫な歯を作ります。
A 虫歯菌から作られる酸の生成を抑制します。
B 虫歯になりかけた初期の歯を元に戻します。
しかもフッ素は安全であり、老若男女どなたでもご利 用いただけます。

〈注意点〉
フッ素を塗った後は30分ぐらい、飲み物を飲んだり食べたりしないで ください。
「フッ素を塗ったから‥・」と安心してしまい、お子さまの歯みがき、お母さまの点検みがきを、つい忘れがちになる方がいますが、虫歯に絶対にならないということではありませんのでご注意してください!
フッ素を効果的に活用するために3〜4ケ月に1回は塗布するように心がけてください。

フッ素 Q&A  
家庭でフッ化物による虫歯予防を行うにはどうすればよいですか?
フッ化物入り歯磨き粉を使う方法と、フッ化物の入つた洗口液でうがいをする方法があります。ただ虫歯予防効果は10〜20%と低いため、歯科医院の定期的歯面塗布(虫歯予防効果40〜50%)をおすすめします。
フッ素はいつまで続ければよいですか?
全年齢を通じて応用することが理想的です。特に乳歯やはえたての永久歯には虫歯予防効果は絶大です。当クリニックでは、大人の虫歯予防にも力を入れており、歯石除去の後は、フッ素入りのジェルで表面を研磨し、歯の再石灰化を助ける薬(リナメル)を塗っています。
また、レノビーゴという家庭用フッ素も販売しております。


リナメル







虫歯を予防するのに歯磨きだけでは不十分ですか?
歯磨きだけでは効果が期待できません。
虫歯予防は
@ フッ化物を上手に利用すること
A 上手な間食のとり方
B 上手なブラツシンク
の3つが基本です。
しかし歯磨きだけでは、しつかりブラシが行き届かないなどの理由で、十分な予防効果は期待できません。また、甘い物をダラタラと食べたり、歯磨きをしなかったりでは、いくらフッ化物を応用していても虫歯ができることがあります。
フッ化物を塗ると、歯が黒くなりませんか?
フッ化物で歯が黒くなることは全くありません。虫歯の進行止め(サホライド)を塗ると虫歯になっている所が黒くなりますが、私は歯は白い物であるべきと考えていますので、全く使用しておりませんのでご安心ください。
永久歯が生えそろう(15才位)までフッ化物を使つて、それ以降フッ化物を使用しなくなつたら急に虫歯が増えるということはありませんか?
15才位まで虫歯があまりなければ、きちんとした生活習慣が確立されていると思われます。よつて虫歯が急に増えることはありませんが、半年に1度のクリーニングはしておいた方がよいでしょう。
フッ素は、何ケ月ごとに塗つたらよいですが?
フッ素イオン導入器
3〜4ケ月に1回の塗布が原則です。ただ、しつこいようですがフッ素を塗ったから虫歯ができないというわけではありませんので、安心は禁物です。
フッ素入り歯磨き粉を使う時は、どのくらいの量が適切ですか?
まず、あまり大きくないブラシのサイズを選んでください。 ブラシの半分に歯磨き粉を付けると適量になります。
フッ素に害はありますか?
歯科医院で塗るフッ素や家庭歯磨剤は適量であるため一切害はありませんのでご安心ください。
子供のフッ素入り歯磨き粉は何才ごろから使い始めるのがいいですか?
一定時間うがいができるようになってからで十分です。
フッ素は飲み込んでしまっても大丈夫ですか?
歯科医院のフッ素剤は安全に処方されていますので、全く心配はいりません。